# AI に仕事を任せるときの、人の側の決まり(公開テンプレ v0.1)
**合同会社SecuROI** | 2026年11月6日 | www.securoi.com | 無料・登録不要
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## 0. これは何で、何ではないか
**これは、当社が自社の AI に渡している指示から、骨組みだけを取り出したものです。**
そのまま自分の組織の指示として使えます。**出典(合同会社SecuROI・www.securoi.com)を残していただければ、複製・転送・改変は自由です。** 置き換えて使っていただく前提の物なので、中身をどう変えても構いません。
**これは何ではないか。** AI の使い方の手引きではありません。頼み方の文例も、どのモデルを選ぶかも書いていません。**書いてあるのは、人の側が何を手放さないか**だけです。
### 🔴 先に、この型の限界を書きます
**この型は、指示を書く人の意思より強くなりません。**
書く人が「止めてほしくない」と思えば、どの決まりも外せます。ここに書いた決まりが効くのは、**実行する権限が実際に人の手元にあり、見張る側が組織の外にいる**ときだけです。
**「AI が忖度を防ぐ」とは書きません。** 防ぐのは人の側の仕掛けで、AI はその仕掛けを速く回すだけです。
### なぜ公開するのか
**社内にしか無い決まりは、少しずつ緩みます。**
「承認が要る」が、いつの間にか「承認が望ましい」に変わり、やがて消えます。誰かが悪意で変えるわけではありません。その日は急いでいて、翌日には、そこが変わったことを誰も覚えていない。それだけです。
**外に出した決まりは、緩めたことと、いつ緩めたかが外から見えます。** 版と日付が付いていて、書き換えれば履歴が残ります。当社が自分で決めた基準を下げたら、それも、いつ下げたかも、外から分かります。
**つまり、公開していること自体が歯止めです。** 自分の首を絞める形ですが、そうしないと「守っています」を確かめる方法がありません。
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## 1. 承認が要る3つの場面
AI が次の3つに差しかかったら、そこで止めて、人の返事を待たせます。
| # | 場面 |
|---|---|
| 1 | **作業の段取りを出すとき**(手順と危ない所を先に出し、承認を得てから動く) |
| 2 | **取り消せない操作をする前**(消す・上書きする・本番を変える) |
| 3 | **外に出す前**(公開する・送る・**組織の外へ報告する**) |
**なぜ3つだけか。** この3つは、**間違えたときに自分では戻せません。** ほかは後から直せるので、止める必要がありません。
🔴**第2節との関係。** 第2節の5つの操作は、**承認して AI にやらせるのではなく、人が自分の手で実行します。** この節は「AI を止めて返事を待たせる」話、第2節は「AI に実行させない」話です。**重なって見える「消す」「本番を変える」は、承認が下りても AI は実行しません。**
★**止める場面を増やしすぎないこと**が、この節の裏の要点です。全部で止めると、本当に止まるべき所で誰も読まなくなります。
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## 2. AI に任せない5つの操作
**この5つは、AI にやらせません。人が自分の手で実行します。**
**公開する/外へ送る/本番を変える/消す/鍵を扱う。**
AI が「やっておきます」と言っても、ここは代わりにやらせません。手順書で縛るのではなく、**実行できる権限そのものを渡さない**形にします。手順は破れますが、権限が無ければ実行できません。
**なぜこの5つか。** どれも、**結果が組織の外に出てしまうか、元に戻せない**ものです。逆に、調べる・書く・試す・下書きを作るは、間違えても後から直せるので、任せて構いません。
★**この5つを人の手元に置いたままでも、仕事の速さはほとんど落ちませんでした。** 止まるのは最後の一手だけで、そこまでの9割は任せられます。
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## 3. 三つの軸を、同じ重さで見る
**何かを決めるときは、次の三つを同じ重さで見ます。**
| 軸 | 中身 |
|---|---|
| **利便性** | 現場が自分で回せる。手間が少ない。人の作業が自動で置き換わっている |
| **安全性** | 権限は最小限。誰が何をしたかが残る。穴が塞がっている |
| **安定性** | 壊れても自分で戻る。**安全を固めすぎて、運用できなくなっていない** |
**三つのどれかを大きく犠牲にする案は採りません。** どうしても釣り合わないときは、**何を優先して何を諦めたのかを、理由ごと文書に残します。**
**なぜ三つ目を入れるか。** 安全だけを見て締めていくと、現場が回らなくなります。回らない仕組みは、現場が迂回路を作るので、**結果として安全でもなくなります。** 安全と運用は、どちらかを選ぶものではありません。
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## 4. 検知と判断を分ける
**機械は「見つける」までです。「どうするか」は人が決めます。**
AI には「この設定は危ないかもしれません」と言わせます。「だから止めておきました」とは言わせません。
**なぜか。** 見つける精度は上げられますが、**どうするかを決めるには、その場の事情が要ります。** いま止めると何が困るのか。誰が代わりに回すのか。機械はそれを持っていません。
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## 5. 戻せるかどうかで、確かめる深さを変える
**戻せるものは速く。戻せないものは止まる。**
同じ「確認」でも、下書きの誤字と、本番の削除では、かける手間を変えます。全部に同じ重さをかけると、**本当に止まるべき所で止まれなくなります。**
★**迷ったら閉じる側へ。** ただし**「いつも赤」は作りません。** 赤が日常になると、赤が読まれなくなります。
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## 6. 同じ事実を2か所で管理しない
**正しい版が2つある仕組みは、必ずずれます。**
数も、日付も、名前も、**出どころを1つに決めて、ほかはそこから引きます。**
### なぜこれを強く書くか
当社は、同じ内容を2か所に持っていたために、**配る物の中で22件の食い違いを出しました。** 片方だけを直したからです。**しかも、検査は「緑」のままでした。** 検査が片方しか見ていなかったからです。
**手当ては2つ**です。①出どころを1つにする ②**物を1つずつ見る検査と、物どうしを突き合わせる検査は別物**だと知っておく。片方しか無いと、ずれは最後まで見つかりません。
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## 7. ラベルは判定ではない
**それらしく見えるものを、確かめた結果として扱わない。**
| 見たもの | 判定だと思いがち | 実際 |
|---|---|---|
| ファイルの更新時刻 | 控えの新旧が分かる | **4本当てて、正しく判定できたのは0本** |
| 文書の中の行番号 | そこに目当ての行がある | 上に行が増えれば、ずれる |
| 連番の番号 | 番号から中身を思い出せる | **3か所とも別のものだった** |
| 検査の「緑」 | 出てきた物が正しい | **緑のまま、配る物が間違っていた** |
**4つとも、2週間のうちに自分で踏んだものです。**
★**4つ目がいちばん危ない。** 検査を自分で作ったので、疑う気が起きません。**緑の意味は「この検査に引っかからなかった」だけです。** 検査が見ていない所は、緑でも何も分かっていません。
**手当て=ラベルの先にある物を開く。** 時刻ではなく中身を、番号ではなく文を、緑ではなく出てきた物を見ます。
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## 8. 数は、式とセットにする
**手で書いた数は外れます。**
当社はこの文書を作る間だけで、**手で書いた数を8件外しました**(字数6件・節の数1件・件数1件)。一方、**実物から数えて出した数は、1件も外していません。**
**だから、外に出す物に載る数は、原稿にも中の仕組みにも手で書きません。** 実物から数え、**合わなければ作らない**(そこで止まる)形にします。
**「◯件」と書くときは、何から何までの数かを並べて書きます。** 「◯つの〜」と書いたら、本当にその数あるかを数えます。
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## 9. 作る役と、確かめる役を分ける
**自分で合格を出さない。**
作った本人が確かめると、**自分が見た所をもう一度見るだけ**になります。見ていない所は、2回とも見ません。
**手当て**=出す前に、**事情を知らない別の目**に、数字・日付・識別子・件数を**実物と突き合わせさせる**。その役は**直しません。意見も言いません。合っていない所だけを返します。**
★**決める役と直す役を同じ人に持たせない**のは、監査の基本と同じ考え方です。AI を入れると**作る速さだけが先に上がる**ので、確かめる側を別に立てないと釣り合いが崩れます。
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## 10. 消す・書き換えるときの、書き方の決まり
**「気をつける」では止まりません。書き方の決まりにします。**
| | 決まり |
|---|---|
| **消す操作** | **場所は、いつも同じ所を指す書き方で書く。** 「いま居る場所から見て」という書き方をしない。そこへ辿り着く前の手順が失敗していると、別の場所を消す |
| **読んで書く** | **別の物に書いてから差し替える。** 同じ物を読みながら書くと、読む前に中身が消えることがある |
| **記号や表を含む文** | **ファイルを作る道具で直接書く。** 文字を命令として解釈する仕組みを通さない |
**なぜ決まりにするか。** 当社はこの3つで、**同じ型の事故を1日に3回**起こしました。3回とも「注意する」で回していました。**注意力の問題ではなく、書き方の問題でした。**
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## 11. 指示の出し方と、報告の受け取り方
### 出すとき=対象・目的・やってはいけないことを書く
**「あの件」「さっきのやつ」では通りません。** 何に対して、何のために、何をしてはいけないかを、毎回書きます。
AI は、足りない所を推測で埋めます。**埋め方が間違っていたとき、確かめる手間を払うのは人の側です。** 指示の精度が、出てくる物の品質をそのまま決めます。
🔴**「〜しない」だけの指示は出さないでください。** **代わりに何を出すかまで書きます。**
| | 書き方 |
|---|---|
| **弱い** | 本番のファイルを消さないで |
| **効く** | 消す・上書きする操作に差しかかったら、実行せず、対象の場所と戻し方を書いて止まり、承認を待つこと |
**なぜか。** 「しない」だけだと、**止まった後に何を出せばよいかが空いています。** そこを AI は推測で埋めます。**当社でも、消す操作の未遂は「気をつける」では止まらず、書き方の決まり(第10節)で止まりました。**
### 別の画面にある物は、見えていません
**AI は、別の会話や別の画面にある文書を読めません。** 「上に書いた内容で」「それを使って」は通りません。**中身をその場に貼ってから指示します。**
★考える場と手を動かす場が分かれているとき、**その間を繋ぐのは人**です。繋ぎ忘れたぶんだけ、AI は的を外します。
### 受け取るとき=報告の形を決めておく
**毎回ちがう形で報告されると、抜けに気づけません。** 形を決めておきます。当社は4つです。
| 項目 | 書くこと |
|---|---|
| **概要** | 何のための作業か |
| **やったこと** | 具体的に何をしたか。どのファイルを作ったか、変えたか |
| **危ない所・確かめていないこと** | いま気になっていること。**まだ確かめていないこと** |
| **次の予定** | 次に何が必要か |
**3つ目がいちばん大事です。** 「確かめていないこと」を書く欄が無いと、**確かめた所と確かめていない所が、同じ顔で報告されます。** 読む側は、どちらも確かめ済みだと受け取ります。
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## 12. 未遂も記録する
**事故にならなかったものも、1行で残します。**
書くのは「**止めたのは自分の判断か、仕掛けか**」です。**仕掛けが止めたのなら、それは自分では気づけなかったということ**です。次に仕掛けが無い場所で、同じことをします。
**書く形**=「**何をしようとしたか。止めたのは何か。これから何を変えるか。**」
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## 13. この文書の版
| 版 | 日付 | 変えた所 | この版の固定の場所 | 中身の指紋(SHA-256 の先頭16桁) |
|---|---|---|---|---|
| v0.1 | 2026年11月6日 | 初版 | `/whitepapers/ai-operating-rules-template-v0.1.md` | (この版自身の指紋は、最新版の表に載せます) |
**直したら、ここに行を足します。** 消した決まりがあれば、消したことも書きます。**何が消えたかが見えないと、公開している意味がありません。**
### この表を、守れる形にしている3つ
**ひとつ。版ごとに、変わらない場所を用意します。** 上の表の「この版の固定の場所」です。**新しい版を出しても、古い版の場所はそのまま残します。** 名前に版の番号が入っていない場所(`ai-operating-rules-template.md`)は、**いつも最新の写し**です。
**ふたつ。中身の指紋を書きます。** ファイルの中身から計算した値です。**中身を1文字でも変えれば、この値が変わります。** だから「黙って書き換える」ができません。読む側は、手元で同じ計算をして突き合わせられます。
**みっつ。古い版を消しません。** 消したら、何がいつ変わったかを外から追えなくなります。**追えなくなった時点で、公開している意味がなくなります。**
★**この3つが無いと、第0節の「公開した決まりは、緩めたことが見える」は、言っているだけになります。**
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## 14. 使い方
**決まりは第1節から第12節までの12本です。** 全部入れる必要はありません。
### どこに貼るか
**この文書をそのまま貼っても、AI への指示としては効きにくい**です。第1節から第12節は理由つきの読み物で、命令文になっていないためです。**貼るのは、末尾の「付録A 貼るための短い版」です。**
#### まず、自分の道具の置き場所を見つける
AI の道具は、**決まった場所にあるファイルを「この人の決まり」として、毎回の会話の最初に読み込みます。** 場所は道具ごとに違いますが、探すときの問いは3つです。
| # | 問い | どこで分かるか |
|---|---|---|
| 1 | **設定のファイルを読む道具か** | 道具の案内の「メモリ」「ルール」「カスタム指示」「instructions」のページ |
| 2 | **そのファイルはどこに置くか** | 同じページ。**自分用・案件用・組織用で場所が分かれていることが多い** |
| 3 | **いつ読まれるか** | 多くは「会話の最初に1回」。**途中で書き換えても、その会話には効きません**(開き直しが要ります) |
#### 例:コマンドラインで動く AI の道具の場合
当社が使っている道具(Claude Code)の置き場所です。**2026年11月に公式の案内で確かめました。** ★**道具の側で変わることがあるので、使う前に各道具の公式の案内で確かめてください。** ★**推奨ではありません。当社が確かめた1つの例です。**
| 置き場所 | ファイル | 効く範囲 | ここに何を置くか |
|---|---|---|---|
| **組織** | macOS `/Library/Application Support/ClaudeCode/CLAUDE.md`
Linux・WSL `/etc/claude-code/CLAUDE.md`
Windows `C:\Program Files\ClaudeCode\CLAUDE.md` | **組織の全員** | **付録A の全文。** 全員に同じ決まりを配るならここ |
| **自分** | `~/.claude/CLAUDE.md` | **自分が触る全部の案件** | **付録A の全文**(組織の置き場所を使わない場合) |
| **案件** | `<案件のフォルダ>/CLAUDE.md`
または `<案件のフォルダ>/.claude/CLAUDE.md` | **その案件だけ・チームで共有** | **「本番」「公開」「鍵」がその案件で何を指すかの定義** |
| **案件(自分だけ)** | `<案件のフォルダ>/CLAUDE.local.md` | **その案件・自分だけ** | 共有しない個人の補足。★**版の管理から外す設定が要ります** |
🔴**同じ文を2か所に貼らないでください**(第6節)。**自分の置き場所に付録A を置いたら、案件のフォルダ側には定義だけ**にします。両方に全文を置くと、片方だけ直したときにずれます。
#### 設定のファイルを持たない道具の場合
チャットの画面や、プログラムから呼ぶ形で使う道具には、置き場所がないことがあります。その場合は、**会話の最初の指示(システムプロンプト、カスタム指示、プロジェクトの指示などと呼ばれる欄)に、付録A の全文を貼ります。**
★**その会話にしか効きません。** 新しい会話を始めるたびに貼り直すか、貼った状態を保存できる機能を使ってください。
### 貼ってからやること(4つ)
**ひとつ。付録A を貼ります。** そのままコピーして構いません。
**ふたつ。「本番」「公開」「鍵」の3つの語を、自分の組織の言葉に置き換えます。** この3語が何を指すかは、組織ごとに違います。置き換えないと、AI は止まるべき所で止まりません。
**みっつ。置き換えた語の定義を、貼った文の冒頭に3行で書きます。**
**よっつ。貼った日と、貼った版を1行残します。** 「2026年11月6日、v0.1 を貼った」で足ります。**次に版が変わったとき、どこを直せばよいかが分かります。**
### 貼った後の見え方(サンプル)
**架空の会社の例です。** 当社の中身ではありません。**こう見えていれば、貼れています。**
```markdown
# AI への指示(架空商事・自分用)
# AI に仕事を任せるときの、人の側の決まり(短い版 v0.1 / 合同会社SecuROI)
# 本番=お客さまが実際に使っている受注サイトと、その裏の仕組み一式。
# 公開=社外の誰でも見られる場所に出すこと。自社サイト・SNS・取引先への送付を含む。
# 鍵=他人になりすませる値。各サービスのパスワード、アクセスキー、接続の情報。
1. 作業の段取りを出すとき、取り消せない操作の前、外に出す前は、そのまま進めず、手順と危ない所を書いて止まり、人の返事を待つこと。
2. 公開・外への送信・本番の変更・削除・鍵の操作に差しかかったら、実行せず、手順と確認点を書いて止まり、人が実行するのを待つこと。承認が下りても実行しないこと。
(3〜12 は付録A のまま)
```
**案件のフォルダ側は、定義だけにします。**
```markdown
# この案件の決まり(架空商事・受注サイト)
## 語の定義(AI が止まる場所を決めるため)
- **本番**=配信用の枝と、そこから出る環境。お客さまのデータが入っている置き場も含む。
- **公開**=このフォルダの「公開用」の下に置いた物と、サイトの各ページ。
- **鍵**=このフォルダから読む接続の情報すべて。値はこのファイルに書かない。
```
🔴**定義に、鍵の値そのものを書かないでください。** ここは「何を鍵と呼ぶか」を決める場所で、鍵を置く場所ではありません。
### 🔴 貼る前に知っておくこと
**設定のファイルに書いた決まりは、多くの道具で「文脈」として扱われます。「必ず止まる仕組み」ではありません。**
当社が使っている道具の公式の案内にも、**「指示は文脈であって、強制される設定ではない。何があっても操作を止めたいなら、道具の側の止める仕組みを使うこと」**という趣旨が書かれています(2026年11月に確認)。
★**だから第2節は「権限そのものを渡さない」と書いています。** **指示が効くかどうかに賭けていません。** 指示が滲んでも、**実行できる権限が無ければ実行できません。**
**貼るだけで安全になるとは考えないでください。** 貼るのは最初の一歩で、**本当に止めたい操作は、AI が実行できない形にしてください。**
### どれを先に入れるか
**ひとつ。** 第1節と第2節(止める場面・任せない操作)を、**自分の組織の言葉に置き換えてから**渡してください。「本番」「公開」が何を指すかは、組織ごとに違います。ここだけは最初に要ります。
**ふたつ。** 第3節と第11節(三つの軸・指示と報告の形)は、**次に効きます。** 軸が無いと判断の理由が残らず、報告の形が無いと抜けに気づけません。
**みっつ。** 第4節から第10節と第12節は、**自分の現場で1回踏んでから足す**方が守られます。最初から全部入れても、読まれない決まりが増えるだけです。
★**見張る側に、専任は要りません。** 顧客・取引先・そして公開していること自体で足ります。**外に出した決まりは、外にいる人が読めます。** そこが、社内にしか無い決まりとの違いです。
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## 付録A 貼るための短い版
🔴**ここから下を、そのままコピーして貼ってください。** 理由は第1節から第12節にあります。**理由を読むのは人で、貼るのは AI に向けた命令文です。**
★**どの行も「引き金 → しないこと → 代わりに出す物」の3点で書いています。**
**「〜しない」だけの行は作りません。** 何をしないかだけを書くと、**「では何をするか」が空いたまま**になり、AI はそこを推測で埋めます。**推測が外れたときに「言ったのに守らなかった」に見えます。**
★**12の決まりが、12行に対応しています。** 本文の節を直したら、この行も直します。
```
# AI に仕事を任せるときの、人の側の決まり(短い版 v0.1 / 合同会社SecuROI)
# 本番=(自分の組織の言葉で書く)
# 公開=(自分の組織の言葉で書く)
# 鍵=(自分の組織の言葉で書く)
1. 作業の段取りを出すとき、取り消せない操作の前、外に出す前は、そのまま進めず、手順と危ない所を書いて止まり、人の返事を待つこと。
2. 公開・外への送信・本番の変更・削除・鍵の操作に差しかかったら、実行せず、手順と確認点を書いて止まり、人が実行するのを待つこと。承認が下りても実行しないこと。
3. 利便性・安全性・安定性が釣り合わない案に当たったら、どれかを黙って切り捨てず、何を優先して何を諦めたかを書いて残すこと。
4. 危ないものを見つけたら、止めるかどうかを自分で決めず、何が危ないかと、選べる手当てを並べて人に渡すこと。
5. 戻せない作業に差しかかったら、速さを優先せず、手前で止まって戻し方を書くこと。戻せる作業は、止まらずに進めること。
6. 同じ数・日付・名前が2か所に出てきたら、両方に書かず、出どころのファイルを1つ指定して、そこから引いて書くこと。
7. 更新時刻・行番号・連番・検査の緑を見たときは、それを判定に使わず、中身を開いて確かめた結果を書くこと。
8. 外に出す数を書くときは、手で書かず、実物から数えて書き、合わなければ止まること。「◯件」と書くときは、何から何までの数かを並べて書くこと。
9. 自分が作った物を出す前は、自分で合格を出さず、確かめる役に実物と突き合わせさせること。その役は直さず、合っていない所だけを返すこと。
10. 消す・上書きする操作を書くときは、「いまいる場所」から見た書き方をせず、いつも同じ所を指す書き方で対象を書くこと。読んで書くときは、同じ物に書かず、別の物に書いてから差し替えること。記号や表を含む文は、文字を命令として解釈する仕組みを通さず、ファイルを作る道具で直接書くこと。
11. 指示が曖昧なときは推測で埋めず、対象・目的・やってはいけないことを聞き返すこと。報告するときは形を変えず、「概要/やったこと/危ない所と確かめていないこと/次の予定」の4つで書くこと。
12. 事故になりかけたときは黙って直さず、「何をしようとしたか。止めたのは何か。これから何を変えるか。」を1行で残すこと。
```
★**上の3行(本番・公開・鍵)を空のまま貼らないでください。** そこが空だと、**AI は第1節と第2節で止まる場所を決められません。**
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無料。**出典(合同会社SecuROI・www.securoi.com)を残していただければ、複製・転送・改変は自由です。**